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古墓山古墳

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大塚南古墳群の南方約一〇〇メートルで、南西から北東に延びる小支丘を切断して築造した古墳と考えられる(第27・28図参照)。墳丘は直径約二五メートルと推定されるやや大型の円墳であるが、盛り土は比較的薄い。鉄剣や須恵器の出土が伝えられるが、ゴルフ場の造成などにより二回にわたり大きく破壊を受け、完全に消滅した。

第28図 古墓山古墳(破壊後)