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目次
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第三編 近世
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第五章 江戸時代の宗教と信仰
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第二節 村々の寺社の由来
長福寺
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須賀村に所在し、宗派は曹洞宗(そうとうしゅう)である。白岡村興善寺(こうぜんじ)の末寺で、桃源山と称し、本尊は正観音を祀っている。開山は、達健といい、元禄十年(一六九七)十二月十日に没すと伝える。一説には、開山は剛健和尚とも伝え、明和元年九月に創建されたと伝えている。ここの檀徒は渡辺一族である。