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目次
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第三編 近世
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第五章 江戸時代の宗教と信仰
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第三節 人々の信仰
庚申(こうしん)信仰
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庚申の夜に寝ると体内の三尸虫(さんしのむし)が天帝に悪事を告げるというので、寝ないで庚申待(こうしんまち)を行い、この供養として、庚申塔が造立された。近世には、庚申の三猿などと共に習合調和し、猿田彦信仰へと発展するが、道祖神とも同一信仰されている所もある。