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目次
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第三編 近世
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第五章 江戸時代の宗教と信仰
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第三節 人々の信仰
地蔵信仰
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地蔵信仰は、一般的には左手に宝珠をのせ、右手に錫杖(しゃくじょう)を持って立っている姿は、六趣四生の苦患を祓(はら)うといわれ、道祖神信仰などとも結びつき村境や村の辻などに造立されている。地神と結びつき、人々のあらゆる願望をかなえてくれる菩薩となり、子供とも結びつき子育地蔵などとして広く信仰されている。