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目次
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第三編 近世
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第五章 江戸時代の宗教と信仰
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第三節 人々の信仰
伊勢参り
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伊勢参りは、伊勢国の伊勢大神宮(三重県伊勢市)の内宮・外宮(ないくう・げくう)を参詣するもので、特に六〇年周期のお陰年に参拝すると特別の利益があるという考えが流布し、伊勢参詣を目的とする伊勢講が各地で結成され、講員はお参りの路銀を積立て、代参者を送り出し、帰って来てからは参宮記念に碑を造立している。