明治四十五年度までは村費に占める割合は三〇パーセント台であるが、大正二年度には約五〇パーセントとなり、その後五〇パーセント前後で推移している。昭和十六年度から十八年度は一七~二五パーセントとなっている。金額で比較すると大正九年度は前年度と比べ、二倍となっており、教育費の負担が増加している様子がうかがえる。
4-28 百間村・村費・教育費の変遷
4-29 百間小学校児童数の推移
4-30 百間小学校就学率の変遷
卒業後の修学状況を見ると、尋常科は年により大きな差があるが、上昇傾向が、見られる。特に大正九年度から安定して上昇しており、昭和四年度以降は、ほぼ八〇パーセントを越えた数値で安定している。高等科は昭和二年度から上昇傾向が顕著であるが、これは、公民学校の設置に伴うものと思われる。
4-31 百間小学校卒業生の進学状況