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目次
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第四編 近現代
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第九章 宮代町の誕生
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第一節 新たな教育制度の発足と文化
婦人会と婦人学級
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昭和二十六年十一月須賀村に婦人の地位・教養の向上を目的として婦人会が結成された。百間村もほぼ同時期に設立されているものと思われ、以降、婦人会活動も活発に行われた。昭和三十年には県内で三七〇もの団体数を数えた。
こうした婦人を対象とした婦人学級も開設されている。昭和三十五年には県指定学級として年八回、「生活の技術」、「町の政治」、「婦人と法律」などの講座が行われている。また、翌三十六年には須賀地区で行われている婦人学級が文部省(現文部科学省)の指定学級に指定されている。「青少年の健全な育成をはかる為の学習」、「良識ある婦人となる為の学習」を課題として八月から十二月まで七回の講座が開かれた。
4-94 寿学級(昭和40年代)