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水面に映える文化都市―平成三~平成十二年―

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平成三年度には、来たるべき二十一世紀に向けて、「水面に映える文化都市」を将来の都市像とし、自然と調和した魅力ある都市、快適で住みよい生活環境、躍動する文化の創造、健康で安心して暮らせる社会、豊かで活気あふれる産業、住民の創意を生かすまちづくりを実現していくための宮代町総合計画が策定され、それに基づいて諸事業が展開された。
 平成五年には、郷土資料館、平成六年に図書館、総合体育館、翌年プールと矢継ぎ早に各施設がオープンし、生涯学習の拠点としてスポーツ、文化活動等の核となる施設が整備された。こうした施設を繋ぐ交通手段として町内循環バスも運行を開始した。平成九年には町公式ホームページを開設し、インターネットを通じてまちづくりの発信を図った。平成十一年には国納施設の整備とともに町民のスポーツ活動、文化活動も盛んに行われており、町民体育祭、環境フェスタ、町民文化祭、駅伝大会を始めとして、町民主体のスポーツ、文化、レクリエーション等のイベント、各種の講座等が活発に行われている。
 平成三年に策定された宮代町総合計画を受けて平成六年ごろから十二年にかけて様々な基本計画が策定された。宮代町生涯学習推進基本計画、「農」のあるまちづくり基本計画、宮代町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画、宮代町エンゼルプラン、宮代町地方分権推進計画、国土利用計画等など町民参画によるきめ細かな計画が策定されている。これらは、二十一世紀の宮代町を創造していくための指針でもある。
 また平成四年十月久喜宮代衛生組合はごみの分別収集による資源回収、資源リサイクルが開始され、「げんりょう(原料・減量)化大作戦」が実施されている。
 なお宮代町の誕生以来人口は次第に増加し平成八年には三万五一七一人となりピークを迎えた。その後は、人口・工場・商店とも僅かに減少している。

4-126 ふれ愛センター宮代


4-127 図書館


4-128 郷土資料館


4-129 宮代町の各種基本計画


4-130 新しい村・森の里「結」