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[ぶどう栽培]

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 宮代町の特産品の一つであるぶどう栽培は、昭和三〇年代に米作中心の農業から果樹栽培との複合型農業へと転換を図るべく巨峰の生産が導入されたことに始まる。以来、試行錯誤を繰り返しながら、昭和四〇年代後半にようやく生産が軌道にのり、今日に至っている。ここでは、宮代町の巨峰生産の先駆者である和戸の故小林常勝氏からの聞きとり調査をもとに、その歴史や経営状況について見てみよう。