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目次
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第二章 生産生業
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第二節 諸職
[諸職]
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諸職とは諸職業のことで、さまざまな職人の技について記載するものである。町内には大工・左官・屋根屋など建築にかかわる職人や、籠屋・折箱屋・足袋屋・下駄屋など生活用品の製作や修理、販売にかかわる職人などがいて、暮らしの中に必要不可欠な存在であった。これらの職人の中には専業とする人もいたが、多くは農業の合間や農閑期に副業として諸職を営んでいた。この節では宮代町に伝承されている諸職の中から六種の職人の技術やその歴史について紹介する。