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折箱の歴史

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 折箱は日本で発祥したものであり、その原形は神事用具の折敷(おしき)であるといわれている。江戸時代には、使い捨て容器として庶民のあいだで使用が広まり、明治時代に鉄道が発達すると駅弁の容器として一気に需要が高まった。また、赤飯や菓子の容器など、暮らしにも欠かせぬものとなっていった。