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菓子折

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 祝儀の菓子折は、角切で蓋付きの笹折が一般的であり、これに松竹梅を象(かたど)った三色の和菓子を詰めることから「三つ盛りの箱」とも呼ばれる(2-52)。

2-52 祝儀の菓子折

 生菓子、干菓子、饅頭などを詰め合わせる菓子折は、その種類や個数に応じてサイズが異なり、一般には八寸折が用いられる。また、祝事の鳥の子餅を詰める菓子折には、最大で一升餅用がある。
 菓子は杉折の菓子箱に詰めることもあり、この方が笹折より高級感が出る。