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御影供(ミエク・ミイク)

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 四月二一日(月遅れ、かつては旧暦の三月二一日に行われた)は西光院の縁日である御影供が行われる。四月二一日は弘法大師(空海)の命日で、東など西光院の近くに嫁いできた嫁が嫁入りのときの衣装で姑や実家の人とお参りした。境内には多くの店や出しものが出た。
 逆井のある家では、この日に四月一五日の木綿坊様の日に餅を持ってきてもらった家にお返しを配る。
 内野のある家では、御影供には草餅と白い餅を搗いて親戚に配った。