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七夕の伝承・禁忌

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 七夕にはさまざまな禁忌伝承やこの日の雨に関する呪術的な言い伝えが伝わっている。これは、七夕に供えた飾りに聖なる力を感じたことによるものである。
 ○七夕には雨が病を流してしまうから、たとえ三粒でも雨が降った方がいいという。
 ○七夕には神様が会うので、雨が降らない方がいいという。
 ○七夕に雨が降ると、神様が行き会えないので疫病が流行らないという。
 ○七夕に雨が降ると、天の川がオッピライテ(あふれて)会えないという。
 ○七夕に頭を洗うときれいになる。
 ○七夕に洗い物をすると、何でもきれいになる。
 ○七夕には女の人は裁縫などの習い事の上達を願った。
 ○七夕様はお盆様の道案内であるという。
 ○七夕には午前一〇時まで野菜畑に入ってはいけない。
 ○七夕には七夕様が馬で来ているので、怪我をするといけないので野菜畑に入ってはいけない。