東に鎮座する神社で、権現様と呼ばれる。鎮座地である東のほか、中寺、西、藤曽根も、この五社神社を鎮守としている。以前は、川端も五社神社を鎮守としていたが、現在は川端内にある庚申様を鎮守として祀るようになっている。氏子の代表者である総代は、それぞれのムラから一人ずつ選出されている。しかし、鎮守地である東に比べて、そのほかの氏子の地域では、普段のお参りなどはほとんど行わず、五社神社で行われる祭典にも総代が参加するだけである。ただし、五社神社で最も賑わう祭りである二月一四日に行われる越年祭(みかん投げ)には、近年、東以外の氏子のお参りもある。