ビューア該当ページ

国納

267 ~ 267 / 772ページ
 その内部が南、北、八河内の三地区に分かれる。このうち八河内を除く国納の鎮守は、雷電神社である。祭日は一月二五日と七月二五日である。神社の氏子の代表を神社総代という。神社総代は、国納の南と北からそれぞれ一人ずつの合計二人が選出される。以前はいわゆるダンナ方が再任されて長くやっていたが、近年は二年任期で交代するようになっている。このほか、神社で年四回行われる行事の当番として、御神酒当番がある。これは行事一回につき二人一組で、一回交代で家並順に回るものである。
 国納の八河内では、稲荷神社を八河内の一五軒でシモリ(管理)し、鎮守としている。三月初午、一〇月一九日などが祭日になっている。