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須賀地区の寺と檀家

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 須賀地区内では、ムラの各家がそのムラに所在する寺の檀家であるという事例が比較的多い。須賀地区の大字須賀は、辰新田、上、下、島、金剛寺に分かれ、このうち上に真蔵院と長福寺が、金剛寺に金剛寺がそれぞれ所在している。この中で、真蔵院の檀家が多く、これに長福寺、金剛寺、宝性院をはじめ青林寺、西光院、妙本寺の檀家がある。この中で、長福寺は、Wイッカが檀家となっている。また、金剛寺の檀家は、所在地である金剛寺に比較的多い。
 西粂原には宝光寺が所在し、檀家数が多く、ほとんどがこの寺の檀家となっている。
 東粂原には妙本寺が所在するが、妙本寺は地元をはじめ広範囲の檀家をもつ。大聖院の檀家は二五軒である。
 和戸には、西方院が所在し、本郷・沖の山は大部分が、和戸宿でも六割ほどが檀家になっている。なお、和戸宿では、西粂原の宝光寺、杉戸町の永福寺の檀家もある。
 国納には、華蔵院が所在し、八河内も含めて大部分が檀家になっている。