町内では、百間地区を中心にお獅子様の行事が行われている。この行事は、獅子頭を持ってムラ中を巡り、悪疫退散を行うという行事である。このうち、姫宮神社の氏子となっている、姫宮、逆井、山崎では、姫宮神社の獅子頭を借りて、お獅子様の行事を行っている。一方、同じ百間地区の東・川端、前原、松の木島、西原では、昔からそれぞれの地区に伝わる獅子頭があり、これを使ってお獅子様の行事を行っている。
一方、須賀地区の八河内では、騎西町にある玉敷神社からお獅子様を借りている。玉敷神社からお獅子様を借りて行事を行う信仰は、北埼玉郡、南埼玉郡を中心に多くの地域に定着している。