代参講では、講金と呼ばれる講の会費を集め、主として代参の費用としていた。ほとんどの場合、年に一回、その年の代参者が代参の前後に集めていた。
若宮では、代参講の会費である講金は、その年の代参者が集めた。姫宮では、大山講と榛名講の会費である講金を、三月の節供ごろに講元が集める。講元は、この講金を代参者に交通費とお札代として渡している。
一方で沖の山では、大山講と榛名講ともに、講員が夏の麦と秋の米をツミゴクして講金の代わりとした。ツミゴクした麦や米は、講元が穀屋に売って代参の費用とした。
講の費用