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目次
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第五章 人の一生
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第二節 結婚
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二 祝儀
嫁の労働
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嫁は休みはなかった。たとえアメフリショウガツ(雨降り正月)でも、ゆっくりと休むことはなかった。田植えでは縄張りが嫁の仕事でいつも一番先に田に入り、お茶のときは一番に上がって支度をした。