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目次
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第六章 身のまわりの生活史
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第一節 衣生活
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一 衣料
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(三)農閑余業の機織り
機屋
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町内には機屋を兼業する農家があり、そこでは屋敷内にハタバを設け、織り娘を数人雇って機織りをさせていた。西原のS家はハタヤンチと呼ばれ、大正末期まで機屋を営んでいた。ここでは白木綿やガーゼを織り、これらを岩槻市や春日部市へ売りに行った。