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着物や履物の新調

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 着物や履物を新調するのは、通常では夏と冬の年二回であった。夏には、祭りか盆前に浴衣と下駄を新調した。また、年の暮れには袷(あわせ)の着物と下駄を新調し、これらを正月に下ろした。男子の着物は木綿か銘仙の絣で仕立てられ、これに対の羽織を組み合わせた。