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目次
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第六章 身のまわりの生活史
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第一節 衣生活
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二 仕事着
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(二)仕事着の形態と素材
帯
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野良仕事に締める帯をノラオビ(野良帯)といい、女性は半幅帯を用いた。半幅帯はメリンスの柄物で縫われ、これを図17のような「やの字」に結んで前掛けの紐で押さえた。また、伊達巻き風のひとえ帯や裂織のぼろ帯もあり、これらは結ばずグルグル巻きにした。来たての嫁に限っては田植えに広幅帯を締め、これはメリンスの柄物で縫われた。
男性は幅一、二寸の細帯を締め、紐で代用する者も多かった。
図17 やの字の結び方