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目次
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第六章 身のまわりの生活史
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第一節 衣生活
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二 仕事着
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(二)仕事着の形態と素材
ウデヌキ
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女性は、ノラジバンの袖から出た腕にウデヌキをはめた。男性は、長袖シャツを着ればウデヌキは不要であるが、シャツの保護のためにウデヌキをはめる者もあった。また半袖シャツにはウデヌキが必要であった。ウデヌキには、甲掛け付きと筒型があり、若い女性は手の甲を日焼けから守るために甲掛け付きを用いた。