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標準服とモンペ

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 戦争中には、不意の空襲警報に備えて迅速な行動が取れるよう、女性たちは腰切りの標準服とモンペを身に付けることが義務づけられた。そこで、手持ちの長着を標準服とモンペに縫い替え、ふだん着にもよそゆきにもこれらを着用した。須賀や山崎では、婦人会主催による標準服とモンペの縫い方講習会が開かれたという。