ビューア該当ページ
目次
/
第六章 身のまわりの生活史
/
第二節 食生活
/
二 日常の食事
/
(三)飲食器
飲食器や鍋釜の洗浄
532 ~ 532 / 772ページ
飲食器や鍋釜を洗うことをアライマテといい、これは嫁の仕事であった。昼休みには、空になったオヒツを井戸へ持って行って洗い、併せて、藁縄のタワシに灰をつけて鍋釜の内側を磨いた。また、鍋釜の外側に煤がこびりつくと、これを切れなくなった鎌でそぎ落とした。