ビューア該当ページ
目次
/
第六章 身のまわりの生活史
/
第三節 住生活
/
三 母屋の間取りと住まい方
/
(一)一般的な間取り
/
[一般的な間取り]
[一般的な間取り]
570 ~ 570 / 772ページ
宮代町の農家の一般的な間取りは、図35のような田の字型の四間取りが基本となっている。間取りとは、部屋の配置・部屋割りのことであり、伝統的な家屋では共通性がある。このほかに後や前にツノ(角)という部屋を加えたツノヤ(角屋)という五間取りから七間取りもある。
玄関の位置は母屋の正面右側がほとんどで、玄関を入って左側に部屋、右側に土間がある(以下、図35、表3参照)。
図35 宮代町域の農家の伝統的な間取り(西原 S家)