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蔵の修理

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 話者は蔵を作ったことはないが、修繕は何回か行ったことがある。蔵は家内の壁とは造作や作業方法が異なる。太い篠竹を組み、三分の荒縄で縛る。壁土は手で団子状(直径約二〇センチメートル)にしたものを小舞いにぶっつけて塗る。内側はぶっつけたままで板で囲ってある。