ビューア該当ページ

セイセイヤッカ

632 ~ 633 / 772ページ
 春日部や杉戸あたりから来ていたと思われる。赤い筋の入った帽子、赤い筋の入ったズボンをはいて薬を売りに来た。また、風琴(ふうきん)を鳴らし、唄を歌いながら来た。これらの姿や音楽が当時としては珍しかったので、「セイセイヤッカが来た」と言って喜んだ。