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ポンセンベイ・カルメラ屋

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 ポンセンベイ屋は各自米を少し持って来て、その米を使ってセンベイを作ってもらった。少しの米でたくさん出来た。カルメラ屋はザラメや赤砂糖、重曹などを混ぜて七輪で温め膨らました菓子である。両方とも秋から冬ごろに来ていた。わずかな間しか来なかった。リヤカーに七輪を載せて道々で売っていた。