神社の管理や清掃は氏子組織によって行われる。氏子の範囲は、信仰圏の大きな神社では複数の大字を含むものもあり、これらの神社では氏子の中から総代を選出したり、神社当番を決め各地区を順番に行う。神社の管理では、初午や夏祭りなどの祭礼前掃除や暮れの大掃除などが行われる。
山崎では、重殿社の祭礼の七月二四日の朝五時ごろから神社の清掃、幟立てが行われる。
道仏では、地区の人が三人、一二月末に神社の屋根の枯葉、草取りを行う。
身代神社は氏子の範囲が、須賀上・須賀下・須賀島・金剛寺・辰新田の五字あり、一年交替で神社の当番をした。祭礼の前に草を取ったりし、ゴフとよばれる赤飯のおにぎりを作り、参拝の人々に配る。