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道仏

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 昔、この辺りが高台であったころ、古利根の濁流の中に一体の小さな仏像が漂着した。これを村人がもったいないと小さな祠(ほこら)を作って祀(まつ)った。そうして道の端に祠が建ったので、「道仏」と言うようになった。それ以前は「中島」と呼んでいた。