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五社神社の由来

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 「西光院勧進帳」には次のような話が伝えられている。養老年中(七一七~二四年)かの行基が当地に来たところ、五人の老翁が現れ、「我々は仏法護持のため、さまざまな霊地に身を置いたが、中でも当地は天地に比べるもののない霊場である。我々は熊野三山の翁・近江日吉の主・白山の厳老である」と告げて姿を消した。行基はこの告げに従い、当地に西光院を建立し、境内に寺の鎮守として当社を創建した。(『神社誌』)

9-4 五社神社


9-5 西光院