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阿弥陀堂と左甚五郎

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 阿弥陀堂は左甚五郎が一晩で造ったといわれている。左甚五郎は一晩でお堂を造ったが夜が明けてしまい、急いで帰ろうとしたとき枝を置き忘れ、それが生き付いてミズクサの木になったという。建物に桁が出ているのは「忙しくて」切る暇がなかったからであるという。
 また、今は焼けてしまった西光院の山門の四本の柱の内一本が逆さまの「逆さ杉」であった。左甚五郎があわてて造ったからであるという。