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竹ナンゴ

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 男の子、女の子ともに遊んだ。孟宗竹を長さ二五センチメートルくらい、幅ニセンチメートルくらいに割って、薄く削ったものを竹ナンゴという。このナンゴを一〇本用意して、その一本のナンゴに九本のナンゴを乗せ、持ったナンゴを上下に動かすことによって、九本のナンゴをすべて表面か裏面にそろえる。そろってたところで、九本のナンゴを乗せている棒をひっくり返す。このときに全部がそろえばよい。一つでも裏表が不ぞろいだったらやり直す。また、四本のナンゴで表裏を二本ずつにする遊びもある。
 ナンゴを二本ずつ立て、手を交叉させてつかむ動作を三回続けて、四本を手の甲に乗せ、投げて手を返してそれをつかむ。これを一〇回繰り返す。

図10 竹ナンゴ