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図14 ケダシ
図15のAの区切りの方法は、縦五×横三メートルくらいの長方形に線を引いたものである。遊び方は数人から一〇人くらいで集まり、ジャンケンで順番を決め、一〇か所の枠内をガラス玉をけり入れながら行った。図Aのルールは、まず外側からガラス玉を手で一番の枠内にいれ、次に二番に片足で蹴り入れる。入らなくても、行き過ぎても失格となる。順次番号順に入れて行き、移動するときには片足で進み、線を踏んでも、両足をついても失格となる。最後は十番から五番を通して、枠外に蹴り出して終了となる。
図15のBは女の子のケダシで円が一〇個描かれている。円の数は八個の場合もある。足で蹴って丸の中に番号の順に入れていく。このとき円の外に出てしまうと次の人に変わる。早く最後の十に入れた方がアガリとなり、勝ちとなる遊びである。
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図15 ケダシ