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目次
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第九章 口承伝承と子供の遊び
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第三節 子供の遊び
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二 屋外の遊び
縄跳び
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縄跳びは女の子の遊びで、一人で跳ぶ遊びと数人で行う遊びがあった。一人遊びには後ろ跳び、二重跳び、片足跳び、両手を交差させながら跳ぶものがあった。数人で遊ぶ方法は二人が両端を持って回し、そこを一人ずつ跳んだり、同時に何人かで一緒に跳んだ。また、縄を閉じたり、開いたりして相手を跳び越せないようにして、ひっかけたら交替する遊びや、縄をゆすって「大波、小波、……」と歌いながら跳んだ。跳ぶのに失敗した人が縄を回す役になる。
図17 縄跳び