今年も年貢が割り当てられた。年貢は村に割り当てられる。元和五年の検地帳から作った名寄帳を使って、名主たちが農民ひとりひとりに年貢を割り振る。江戸には船に乗せて運んでいく。年貢を蔵前に運べば、一年も終わりを迎える。
◎元和5年 須賀村新田検地帳 (戸田家文書)
◎元禄3年 久米原村屋敷御検地水帳 (岡安家文書)
◎元禄10年 百間村検地帳 (折原家文書)
◎慶安元年 子ノ年須賀村年貢割付 (戸田家文書)
年貢割付としては、宮代町で初見のものである。
◎文政3年 年貢減免願 (岩崎家文書)
◎安政5年 年貢籾俵付札 (岩崎家文書)