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おいてけ堀(身代神社の池)

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身代神社の池は、もともとは荒川の流路だったなごりの池なので、魚が多く釣りをすると非常によく釣れました。しかし、釣りを終えて魚を持ち帰ろうとすると、池のなかから「オイテケ、オイテケ」という声がしました。この声を聞いた者は恐ろしくなってしまい、だれもが魚を置いて帰りました。もし、魚を持ち帰って食べてしまうと、その人の家は落ちぶれてしまい村に居られなくなってしまうと言い伝えられていたので、誰もその魚を食べる人はいませんでした。