ビューア該当ページ
目次
/
第五章 民俗
/
宮代むかしむかし
/
伝説
オオカミの梯子
116 ~ 116 / 117ページ
岩槻城下のツウゲンという医者が、逆井を通って爪田ヶ谷(現・白岡町)の仲間の医者の所に行くときに、ある家の松の木にたくさんのオオカミが登っているのが見えました。その様子はまるで梯子のようでしたが、白鞘の刀でパラッとオオカミを切り払うと逃げていってしまったということです。