1)森林の面積

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 狭山丘陵の地形は大きく「貯水池の開水面」、「森林」、「その他」の3つに分けられる。狭山丘陵を長径11km、短径4kmの楕円形とするならば、全体で約3,500haあることになる。この内水道局用地は3分の1弱の1,051haである。その内訳は、2つの貯水池を合わせて341ha、遷移の進んだ森林(涵養林)が710haとなっている。水道局用地を除く緑地(森林や湿地)は598haで、先の水道局用地内の森林とこの内の森林を合わせると1,295haとなり、狭山丘陵の3分の1強を森林が被っていることになる。従って、耕作地や人家、道路や各種施設等によって利用されている部分は、丘陵の半分を超える約1,852haということになる。
表-3 狭山丘陵と森林の面積
狭山丘陵全体約3,500ha
水道局用地1,051ha
開水面341ha
村山貯水池151.4ha
山口貯水池189.3ha
涵養林710ha1,295ha
水道局用地外の
森林や湿地
598ha
森林585ha
湿地11.8ha
耕作地・人家・
レジャー施設等
約1,852ha