[瑞穂町の動植物]

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 瑞穂町で確認されている動植物をまとめた。今回対象としているのは、哺乳類、爬虫類、両生類、鳥類、昆虫類、植物(シダ植物、コケ植物、藻類以外)である。魚類、甲殻頬、クモ類、多足類、貝類、シダ植物、コケ植物、藻類、菌類などは含んでいない。
 記載されている種は、瑞穂自然科学同好会の観察会及び幹事個人が今までに確認しているものをまとめたもので、今回のために調査を行ったり文献等を調べたりはしていない。各人の記録のみで作成しているため記載種には偏りがある。また、昆虫や植物は種類がとても多く、全てを確認し記録することは困難である。興味を持っている分野や珍しい種などは記録に残されることが多く、それなりに反映されている。一方、興味がなければ調べることも少ないので、ごく普通に見られる種でも掲載していない種もある。
 確認していても種名が分からないものは載せていない。図鑑などで調べてもよく分からないものや該当する種が見つからなかったもの、細部の確認ができず近似種と区別できなかったものなどがある。
 確認種は、分野毎にまとめて一覧表にし、その後に解説文をつけた。昆虫と植物においては、いくつかの種で別名をカッコ内に記しておいた。
 各一覧表での種名の並びは次の様になっている。
 哺乳類、爬虫類、両生類は、『日本産生物目録 脊椎動物編』(環境庁編1993、(財)自然環境研究センター)に準じた。野鳥は、『日本鳥類目録 改訂第6版』(日本鳥学会2000)に準じた。第6版からコジュケイが外来種の扱いとなっている。昆虫類は、『日本産生物目録 無脊椎動物編Ⅱ』(環境庁編1995、(財)自然環境研究センター)に準じた。目、科、亜科、族は分類順に、属と種は学名のアルファベット順の配列となっている。なお、チョウ目においてはチョウ類とガ類を分けて掲載した。植物は、『日本の野生植物 草本Ⅰ 単子葉類』(佐竹義輔ほか 1982、平凡社)、『日本の野生植物 草本Ⅱ 離弁花類』(佐竹義輔ほか 1982、平凡社)、『日本の野生植物 草木Ⅲ 合弁花類』(佐竹義輔ほか 1981、平凡社)および『日本の野生植物 木本Ⅰ』(原寛ほか1989、平凡社)、『日本の野生植物 木本Ⅱ』(原寛ほか1989、平凡社)を参考にした。草本類と木本類は分けて、それぞれ一覧表にした。草本類と木本類の区別は、同書の区分に従った。科の並びは分類順に、属と種は学名のアルファベット順の配列とした。

ツグミ