[瑞穂町の哺乳類]

40 ~ 41 / 154ページ
哺乳類
モグラ目モグラ科アズマモグラ
コウモリ目ヒナコウモリ科アブラコウモリ
サル目オナガザル科ニホンザル
ウサギ目ウサギ科キュウシュウノウサギ
ネズミ目リス科キタリス ※
シマリス ※
ネズミ科アカネズミ
カヤネズミ
ハツカネズミ
クマネズミ
ドブネズミ
ネコ目アライグマ科アライグマ ※
イヌ科ホンドタヌキ
ホンドギツネ
イタチ科イタチ
ジャコウネコ科ハクビシン
ウシ目シカ科ホンドジカ
7目11科17種
※明らかに人の手で放されて(逃げ出して)野生化した動物


ホンドギツネ

 クマやシカなどの大型の哺乳類は奥多摩や秩父地方の山間部には生息しているが、瑞穂町は山間部から離れ、狭山丘陵も市街地に囲まれた緑の孤島として孤立しているため、大型哺乳類は生息していない。
 草花丘陵や加治丘陵は山間部とつながっているので、餌を求めて移動してくることがあり、林間部及び多摩川や入間川などの河川敷に沿って下りてくる可能性はある。近年、入間市では市街地近くでシカが保護されたり、イノシシが目撃されている。唯一瑞穂町では、2006年4月にシカが記録された。中型の哺乳類では、珍しい事例としてニホンザルが町内を移動する様子が、多くの人に目撃された。このことはニュースとして新聞にも掲載された。人里に暮らす中型の哺乳類としては、けもの偏に里と表す「狸(タヌキ)」がその代表といえる。狭山丘陵では、昔から人里でひっそりと暮らす動物が主となる。
 小型の哺乳類については、大・中型哺乳類と比べて目に付くことは少ない。また、調査も実施していないので、詳細は不明である。