キタリス

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 「学校通り」(町道2号線)で、2件の交通事故死記録がある。キタリスは本来カムチャッカ半島など日本より北で生息するリスで、瑞穂町で記録されたものは人為的に放されたものが繁殖し、増えたものと考えられる。狭山丘陵では六道山や高根山、お伊勢山などで時折見かける。在来種のホンドリスとよく似ているが、交通事故死した2頭をDNA鑑定した結果、2頭ともキタリスと判明した。ホンドリスよりやや大きく、赤味が強い。現在も目撃例は増えている。生息数が増加している可能性がある。

松の球果をくわえたキタリス ビューパーク


交通事故死したキタリス