ミゾゴイ(サギ科)

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 L=49cm W=87cm ○通過鳥 ○非常に少ない ○雑木林
 全身が赤褐色に見える。夜間に「ボォー ボォー」と繰り返し鳴く。本州以南に夏鳥として飛来し、薄暗い森林中の樹上の枝に営巣し、沢や溜池などで餌を探す。30年ほど前には狭山丘陵でも繁殖が記録されているが、日本全体でも数が減少し、『東京都の保護上重要な野生生物種』(1998年版)の西多摩ではBランク(国の危急種に相当)となっている。瑞穂町では、2003年から浅間谷や箱根ケ崎の平地林、駒形富士山などで毎年記録があるほか、2006年5月には瑞穂町図書館裏の林内で2日続けて記録されたが、繁殖の確認はされていない。