サシバ(タカ科)

57 ~ 57 / 154ページ
 L=49cm W=102.5~115cm
 ○通過鳥 ○多い ○雑木林
 帆翔する姿は、オオタカをややスマートにさせた雰囲気のある中型のタカ。繁殖のために日本に渡ってくるが、カエルやトカゲ、ヘビなどの両生類や爬虫類を主な餌とするため、田んぼが広がるような谷戸を生息地とする。25年前には狭山丘陵で繁殖が記録されている。
 瑞穂町では、秋の9月中旬から1ヵ月間くらいの日中に、北から南へ越冬のために数羽から数十羽の群れで渡る姿が観察できる。六道山公園の展望塔は観察のポイントで、シーズンには大勢の人が集まる。2003年9月27日に瑞穂中央体育館の窓ガラスを破り飛び込んだことがある。

サシバ 中央体育館