カッコウ(カッコウ科)

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 L=35cm W=61cm ○夏鳥 ○非常に少ない ○農地
 カッコウの仲間は自分では子育てをせずに、特定の他種の巣に卵を産み込み、雛を育てさせる託卵という習性がある。『鳥・みずほ』では、多いとしたが、近年では「カッコー カッコー」という声を聞くことが非常に少なくなった。託卵されるモズやホオジロなどの数が減ったことが原因とも考えられるが、越冬地の環境も関連しているようである。全国ではオナガやセキレイ類などに託卵するものもある。