冬の暖かな日に、空高く上がりながら「ピーピーチクピーチクピュルピュル…」とさえずる姿は、春の気配を感じさせてくれる。町の鳥に制定されたのが30年近く前の1978年1月20日である。当時は農業が盛んでありヒバリも多くいた。今も見た目の環境はそれほど変わらないが、遊休農地が多くなり、伸びた草の根元にヒバリが巣を作っても耕運機で耕されてしまうことが繰り返され、ヒバリの数が減っていると感じられる。しかし、瑞穂町には農業振興地域が多く、広い農耕地ではヒバリの声を聞くことができる。
ヒバリ 長岡長谷部の農地