瑞穂町では3月20日を過ぎた頃、ツバメの姿を見かけるようになる。夏になると町内全域で姿を見かけるが、昔から比べると数は大分減っている。このことは、瑞穂自然科学同好会で1990年に町内の営巣調査をして実感した。しっかりした巣を作る土がないために、子育て中に巣が壊れてしまうこともある。住宅の外壁も新建材となり、巣を作ることができない構造になってきた。また、カラスにより巣立ち間際の雛を持ち去られることも多い。都市化と住宅の新建材化、更にはカラスの影響により、今後は数が減少することが懸念される鳥である。
ツバメ 箱根ケ崎