スズメより少し小さく、雌は褐色で地味だが、雄は名前のとおり黄色い胸が目立ち美しい。日本には夏鳥として渡来し、よく茂った広葉樹林に生息する。狭山丘陵のみならず、長岡などの平地林でもさえずりをよく聞くようになった。雑木の間伐がされず木々が大きく育ち生い茂ったため、キビタキが繁殖する環境になったものと思われる。入間市が10年ごとに実施している鳥類分布調査でも、2004年の調査でこのことが明らかになった。秋には、越冬地へ渡る個体が窓ガラスにぶつかる事故報告がある。
キビタキ 高根(狭山丘陵)
キビタキ(ヒタキ科)